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メールのCCの入力順は偉い人から?メールの基礎知識

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メールのCCの入力順は偉い人から?メールの基礎知識

ビジネスメールにおいて、CC(カーボンコピー)の適切な使い方は重要なマナーの一つです。複数の方にメールを送る際、役職や立場を気にして宛先を入力すべきか、誰をCCに含めるべきかなど、意外と見落とされがちなポイントがあります。
ここでは、CCの基礎知識からビジネスシーンでの具体的な使用例、注意点まで詳しく解説します。

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CCでは偉い人(役職が高い人)を先に入力する

ビジネスシーンでは、CCの入力順は役職が高い順にすることが無難です。
社長と部長、平社員の先輩、後輩の4名をCCに入れる時は、以下の順番で記載します。

  1. 社長
  2. 部長
  3. 先輩
  4. 後輩

一般的に、メールの送信先に上司や役職の高い人が含まれる場合、紙で送る手紙や書面と同様に、一番役職が高い順から記載するのが一般的なマナーです。
相手の立場を配慮し、不要なトラブルを避けることがポイントです。

偉い人を先にCCに入力する理由

日本におけるビジネスの場において、CCを役職や在籍年数が長い順でメールアドレスを入力することには以下の意味があります。

  1. 敬意の表現:メールの受信者に対して敬意を示す効果があります。役職の高い方を優先することで、礼儀を守る姿勢をアピールできます。
  2. 重要性の伝達:メールを受信した際に、リストの先頭にある名前が目に入りやすいため、重要性の高い人物を優先することで内容の優先順位を示せます。
  3. 混乱の回避:組織内での序列に従って記載することで、受信者同士の混乱や不快感を防ぐことができます。

CCの順番は「どうでもいい」ことではなく、不要なトラブルを回避するために必要なことです。ビジネスコミュニケーションにおけるマナーや、仕事の効率に深く関わっています。
CCの順番を間違えることで、避けられる指摘を受けないように気をつけましょう。

CCの基本的な役割とは

CCはメールの内容を第三者に共有するための機能です。宛先(To)とは異なり、CCに入力された相手は直接の返信を求められることはありません。
なにかトラブルが合った際やコンプライアンスチェックの時など、必要に応じて内容を確認することために、あらかじめメールを共有します。

CCはメールを受信した方にも表示され、「メールが複数の人に見られている」ということがわかります。CCはメールを送信する側と受診する側双方の、メールのやりとりにおける暴言やセクハラ、過剰な要求など、トラブルを防ぐためにも有効です。

ビジネスにおけるメールのCCの注意点

  • 必要以上に多くの人をCCに含めない
  • 内容に直接関与しない人をCCに追加しない
  • 相手の立場や役職に応じた配慮を心がける
  • セキュリティリスクを認識する

CCにはメールの透明性はありますが、プライバシーはありません。個人情報保護や情報漏洩防止の観点においても、必要最低限の人物のみをCCに入れます。
重要な添付ファイルを送る際には、CCに含める人物には十分注意します。「情報共有をしてもいい人物」のみに絞りましょう。

また、メールアドレスを安易に知られたくない方もいるかもしれません。
例えば、メルマガをお客様へ送るケースでは、必ずBCCでお客様のメールアドレスを設定しましょう。BCCなら、メールを受信した人からTO以外のアドレスが見えません。

CCとBCCの違い

  • CCは受信者全員に他のCCのアドレスが見える
  • BCCで設定されたアドレスは見えない

BCC(ブラインドカーボンコピー)は、プライバシー保護や大量の宛先を含める際に有効です。

ビジネスシーンにおけるCC使用例

  • プロジェクト進捗報告:関連部署のリーダーをCCに含める
  • 会議の日程調整:主要メンバーをTo、参考程度の関係者をCCに追加
  • クライアント対応:クライアントとのやり取りを上司に共有するためCCに含める

送受信メールの管理を行いたい方は弊社へご相談ください

メールのCCは適切な運用を行うことで、人間関係を円滑にし、業務の効率化を図ることができる便利な手段です。
しかし、社員の人数が多く、社内外のメールのやりとりも多くなる場合、すべてを管理することは難しいといえます。メールトラブルの監査の際に、該当メールが消去されている場合は、真相を突き止めることもできません。

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この記事のポイント

  • メールのCCの順番は偉い人から?

    紙の文書や手紙と同じく、メールのCCは役職や立場が高い「偉い人」から先に入力しましょう。社長と部長がいたら、社長のアドレスを先に入力します。
    CCに入力したアドレスは、メールを受信した人全員に見えます。
    不要なトラブルを避けるためにも、立場を意識して入力することをおすすめします。

    詳しくは「CCでは偉い人(役職が高い人)を先に入力する」をご覧ください。

  • 仕事上、メールのCCを使うときの注意点は?

    • 本当に情報共有が必要な人だけCCに入れる
    • 相手の立場や役職に応じた配慮を心がける
    • セキュリティリスクを意識してCCを使用する

    CCはメールを受信した人すべてからメールアドレスが見えるため、個人情報保護の観点では慎重に入力しなければなりません。
    また、複数の人物にメールを共有する際は、機密情報の情報漏洩にお気をつけください。

    詳しくは「ビジネスにおけるメールのCCの注意点」をご覧ください。

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この記事の編集者
CWJ編集部

インターネットデータセンターの運用から、クラウドサービスの提供まで行う株式会社サイバーウェイブジャパン(CWJ)のWeb担当者。
クラウドメールやデータ運用に関する弊社の知識を生かし、皆様のお役に立つ情報を発信しております。

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