生成AIでフィッシングサイトを見分けるには?確認方法とプロンプト例

フィッシングサイトは、実在する企業やサービスを装い、ID・パスワードやクレジットカード情報などをだまし取ろうとする偽サイトです。
「このサイトは本物?」「URLが怪しい」と感じたときは、生成AIを使って、フィッシングサイトの可能性がないか一緒に確認することもできます。
ただし、生成AIはあくまで判断を助けるためのものです。最終的にそのサイトを信用してよいかどうかは、自分で確認して判断する必要があります。
本記事では、生成AIでフィッシングサイトを確認する方法と、CWJ編集部が考えたプロンプト例を紹介します。
この記事を読むとわかること
- 生成AIでフィッシングサイトを確認する方法
- フィッシングサイトを確認するときのポイント
- そのまま使える生成AIのプロンプト例
- 生成AIで判定するときの注意点
フィッシングサイトに誘導されやすいのはどんなとき?

フィッシングサイトへの誘導は、メールやSMS、SNSなどに記載されたURLから始まることがあります。特に「アカウント停止」「支払い確認」など、急いで確認したくなる内容には注意が必要です。
生成AIでフィッシングサイトを見分けることはできる?

生成AIにURLやサイト内の文章を見せると、不自然な点や注意したい部分を一緒に確認できます。
ただし、生成AIには、事実とは異なる内容をもっともらしく回答する「ハルシネーション」が起こることがあります。
「このサイトは安全?」と簡単な言葉で聞くだけでは、正しく判断できない場合もあるため注意が必要です。
生成AIでフィッシングサイトを確認するときのポイント

AIからできるだけ正しい判定を引き出すには、「フィッシングサイトチェック用のプロンプトを入力する」ことがポイントです。
プロンプトとは、生成AIにしてほしいことを伝える指示文です。AIに確認して欲しいポイントを具体的に入力しましょう。
プロンプトに含めたいことは以下の通りです。
- このURLが公式サイトのURL・ドメインと一致しているか調べて
- 不自然な文字列やスペルミスがないか調べて
- ID・パスワードやカード情報を不自然に求めていないかチェックして
- 「至急」「利用停止」など不安をあおる表現がないか調べて
※生成AIの回答だけで安全と判断せず、最後は公式サイトの情報も確認していただくことをおすすめします。
※公式サイトにアクセスする際は、普段使っている公式アプリや、ブックマークからアクセスされることをおすすめします。
CWJ編集部が考えた生成AIのプロンプト例

「生成AIにどのような文章で質問すればよいかわからない」という方に向けて、CWJ編集部でフィッシングサイトの確認に使えるプロンプトを作成しました。
そのままコピーし、確認したいURLやサイト内の文章を追加して利用できます。
生成AIが画像の読み取りに対応している場合は、怪しいメールやWebサイトのスクリーンショットを見せて、不審な点を確認してもらう方法もあります。
ただし、画像だけでは実際のリンク先や送信元情報まで確認できない場合があります。可能であれば、メールアドレスやリンク先URLなどもあわせて確認しましょう。
フィッシングサイトチェック用のプロンプト例
【役割】
あなたは、Webセキュリティやフィッシング対策に詳しいセキュリティエンジニアです。
【依頼】
以下のWebサイトについて、フィッシングサイトの可能性があるか確認してください。
【確認項目】
・URLやドメイン名に不自然な点がないか
・公式サイトのドメインと一致しているか
・企業名やサービス名と内容に矛盾がないか
・ID、パスワード、クレジットカード情報などを不自然に要求していないか
・不安や緊急性をあおる文章がないか
【出力ルール】
・確認できない情報は推測せず「確認できない」と回答する
・「注意が必要」「判断できない」「危険性は低そう」の3段階で整理する
・判定理由も簡潔に説明する
【確認したい情報】
・メールやWebサイトのスクリーンショット
・送信元メールアドレス:
・リンク先URL:
・サイトに表示されている文章:
プロンプトご利用上の注意
※2026年8月作成。
※生成AIの回答は「参考」として利用してください。
※スクショ内に氏名・メールアドレス・顧客情報・社内情報などがある場合は、生成AIへ渡す前に隠してください。
生成AIでフィッシングサイトを判定するときの注意点

生成AIの回答だけで、安全かどうかを判断しないようにしましょう。
- 「危険性は低そう」と回答されても、アクセスする前にURLを読んで、確認するクセを作る。
- 不審なサイトには、ID・パスワードやカード情報を入力しない。
- 生成AIへ個人情報や社外秘の情報を入力しない。
- フィッシングの手口や生成AIの機能に合わせて、プロンプトを定期的に見直す。
今回紹介したプロンプトは、2026年8月時点の情報をもとにCWJ編集部で作成しています。
メール経由のフィッシング対策はCWJへ

フィッシングサイトへの入口として、不審なメールに記載されたURLが使われることもあります。生成AIによる確認だけではなく、怪しいメールを受信した段階で対策することも重要です。
株式会社サイバーウェイブジャパンでは、メール経由のフィッシング対策として「CWJ Secure One(セキュアワン)」や「ダントツセキュリティ」をご用意しています。
「現在のメールセキュリティで十分かわからない」「フィッシング対策を見直したい」という企業様は、CWJへご相談ください。具体的なサービスや導入方法が決まっていない段階でもご相談いただける「無料ワークショップ」もご案内しています。
メールセキュリティ対策のためのお役立ち資料のダウンロードはこちらから
この記事のポイント
-
1.生成AIでフィッシングサイトを見分けることはできますか?
生成AIにURLやサイト内の文章を確認してもらうことで、フィッシングサイトである可能性を疑うことができます。
ただし、生成AIにはハルシネーション(ウソの回答)が起こることもあるため、回答だけで安全とは判断しないようにしましょう。詳しくは「生成AIでフィッシングサイトを見分けることはできる?」をご覧ください。
-
2.フィッシングサイトを確認する生成AIのプロンプトには何を書けばよいですか?
フィッシングサイトか確認したいときのプロンプトに含めることは、以下の通りです。
- このURLが公式サイトのURL・ドメインと一致しているか調べて
- 不自然な文字列やスペルミスがないか調べて
- ID・パスワードやカード情報を不自然に求めていないかチェックして
- 「至急」「利用停止」など不安をあおる表現がないか調べて
詳しくは「CWJ編集部が考えた生成AIのプロンプト例」をご覧ください。
-
3.生成AIでフィッシングサイトを判定するときの注意点は?
生成AIで、フィッシングサイトである可能性を確認するときの注意点は以下の通りです。
- 「危険性は低そう」と回答されてもURLを確認する
- 個人情報や社外秘の情報を生成AIへ入力しない
- フィッシングの新しい手口に合わせてプロンプトも見直す
詳しくは「生成AIでフィッシングサイトを判定するときの注意点」をご覧ください。
インターネットデータセンターの運用から、クラウドサービスの提供まで行う株式会社サイバーウェイブジャパン(CWJ)のWeb担当者。
クラウドメールやデータ運用に関する弊社の知識を生かし、皆様のお役に立つ情報を発信しております。
クラウドメールの導入でお困りの方は弊社にご相談ください。
サイバーウェイブジャパンは、全国のお客様に対応しております。




資料ダウンロードはこちら






